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ワケありオヤジの独り言

   【映画レビュー】アフターマス(2017年:アメリカ)

2018/09/10
  • カテゴリー+タグ:映画レビュー 人間ドラマ アーノルド・シュワルツェネッガー 実話
  • アフターマス [DVD]


    アーノルド・シュワルツェネッガー主演ということで、ある種の固定ジャンルな映画を期待される方も多いかもしれませんが、この映画はそのような映画ではありません。
    それゆえに、「シュワちゃんいつ拳銃をブッ放すんだ」とか「いつサイボーグとやり合うんだ」といったような変な期待を持つと完全に裏切られてしまいます。
    ましてや、実は主人公の男性は元グリンベレーだった、なんてオチはもってのほかです。
    それだけに、こういうシュワちゃんが見れるのは、ちょっと新鮮な気がしました。

    <<『アフターマス』のあらすじ>>

    建設現場の現場監督ローマン・メルニックは、数カ月ぶりに帰ってくる妻と身重の娘を迎えに空港へ向かう。しかし、妻と娘が乗った飛行機が空中で衝突事故を起こしたという衝撃の事実を聞かされる。事故による生存者はゼロ。家族を奪われたローマンは航空会社に謝罪を求めるが、表面的な補償のみという航空会社の心ない対応に憤りを感じていた。事故の真相を追いつづける中で、ローマンは事故に大きく関わる1人の航空管制官の存在を知る。


    引用元:映画.com|アフターマス


    この映画、実話をもとにしたヒューマンドラマのようで、家族を一度に失ってしまった男性の悲しみを、シュワルツェネッガーが見事に演じ切っています。
    それにしてもシュワちゃんの若いころの、ちょっと強面の顔が、歳を取ったら傷心しきって衰弱してしまった役に変に当てはまってしまいました。
    彼ももう年齢も年齢ですし、これからはこういう役どころが増えていくのでしょうか。
    吹き替え版では、シュワルツェネッガーの声の担当は、もはや鉄板となった玄田哲章さん。
    ちなみに玄田さんは、報道番組でも州知事アーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えを担当されていたらしいです。

    物語の方は、ひたすらに被害者と加害者の苦悩を描き続けているドラマだったので、人によっては見ていてあまり気持ちがいいものではないかもしれません。
    しかし、シュワルツェネッガーのアクション俳優とはまた一味誓った魅力が、思う存分に発揮されているとは思います。
    そんなシュワルツェネッガーを見るだけでも、かなりの価値はあるのではないでしょうか。

    ところで、この映画は実話をもとにして制作されましたが、見終わったあと、主人公のモデルとなった人物のその後の経歴がWikipediaで紹介されていました。
    それを見てみると「えっ?!」って感じでした。
    映画と現実のギャップに違和感を感じてしまい、調べるんじゃなかった、と言ったところです。
    この映画を見る際には、あまり詳し実情を知らないほうがいいかもしれません。

    ついでに言わせていただくと、この映画が公開されたのは2017年ということです。
    そう、以前紹介した『バトルランナー』の近未来の舞台設定がその年です。
    同じ2017年を舞台にしたシュワちゃん映画でも、本人の年齢等によって、その内容はまるっきり違うものでありました。


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       【映画レビュー】ドラゴンへの道(1972年:香港)

    2018/09/09
  • カテゴリー+タグ:映画レビュー カンフー映画 ブルース・リー イタリア
  • ドラゴンへの道<日本語吹替収録版>[AmazonDVDコレクション]


    副題には『最後のブルース・リー』を銘打っていますが、これは監督、脚本、音楽、主演をひとりでやった最後の作品、ということでしょうか。
    チャップリンに代表されるように、彼ほどのスーパースターだと、こういうワンマン映画を製作してもおかしくないわけですが、それがこの作品が最後だとするには、ちょっともったいない気がします。

    <<『ドラゴンへの道』のあらすじ>>

    イタリア・ローマに降り立った香港人青年タン・ルン。
    彼はマフィアに立ち退きを迫られている中華料理店の娘、チャンの助っ人にやってきたのだ。
    物静かなタン・ルンは、はじめこそチャンや店の若者たちにバカにされるが、脅迫にきたゴロツキを手練のカンフーで撃退。
    だが、マフィア側はアメリカ人武道家、コルトを送り込んできて……。


    引用元:Amazon|ドラゴンへの道


    昔、知人から聞いたのですが、この作品はブルース・リーの作品の中でも、もっとも脚本がしっかりしている作品だということです。
    なるほど、いわれてみれば彼の代表作である『燃えよドラゴン』なんて「要塞の中で武術トーナメント」ですか、らちょっとマンガチックです。
    ドラゴン・ボール』の「天下一武道会」は、もしかしたら『燃えよドラゴン』を参考にしたのでしょうか。

    さて、この映画での最大の見せ場は、ローマのコロッセオ遺跡でのチャック・ノリスとの決闘シーン。
    この決闘シーンは、ファンの間でも、ブルース・リーのベストファイトに選ぶ人も少なくありません。
    しかし私がそれ以上に変に背筋が凍るのが、決闘前に両者がストレッチなどの準備体操を行うシーンです。
    これは単なるキックボクシングの試合前の準備体操でもなければ、スパーリング前の準備体操でもありません。
    この試合が終わったあと、2人の優秀なアスリートのどちらかが死ぬわけです。
    それを思うと、この準備体操のシーンが空恐ろしくなるというかなんというか。

    そしてもうひとつ特筆すべきは、主人公のタン・ロン。
    彼は非常に優秀な武道家なのですが、それ以外はちょっと天然が入っています。
    「へぇ、ブルース・リーって、こんな天然な役もやるんだ」と感心してしまいます。
    それだけにこの映画は、ブルース・リーの作品にしては珍しく、ちょっとした笑いエッセンスが所々にちりばめられています。
    それもジャッキー・チェンのように押し付ける笑いではなく、思わず吹き出してしまいそうな笑いのエッセンスでしょうか。
    実はこういうのって、笑いのセンスとしてはいちばん高度なんですけどね。
    もしかしてブルース・リーって、ジャッキー・チェンよりもユーモアのセンスがあったのかな?
    そう思いながらこの作品を見ると、ますますもったいない気がします。


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       10年間お蔵入りになっていた記事

    2018/09/08
  • カテゴリー+タグ:日記 長文 女子高生
  • 今回アップさせていただく記事は、今から10年ほど前に自身が開設していたブログに載せようと思っていて、そのままお蔵入りになってしまった記事です。
    お蔵入りになってしまった理由は、ズバリ「長すぎる」でした。
    しかし、このままお蔵入りさせておくのももったいないと思い、この場を借りて掲載させていただきます。
    ただし、いちおう当ブログに合わせて、文体など当時のものとは少々アレンジが加えられています。
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