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何故か今さら『セーラームーン』

第1話 泣き虫うさぎの華麗なる変身

今回の記事ですが、なぜか『美少女戦士セーラームーン』のことについて書こうと思います。
「なんでいきなりセーラームーンなんだ」と言われてしまいそうですが、その理由は後で書きます。

さて、セーラームーンというのは主人公の月野うさぎの他に4人の美少女戦士が登場しますが、私はこの月野うさぎを含めた5人の美少女戦士のことを「セーラームーン」だと思っていました。
でも、そうではなかったんですね。

・月野うさぎ=セーラームーン
・水野亜美=セーラーマーキュリー
・火野レイ=セーラーマーズ
・木野まこと=セーラージュピター
・愛野美奈子=セーラービーナス

ということになっているそうです。

実は私、以前の職場で、セーラームーンの上記のキャラクターをすべて言い当てたら、
「お前、キモい」
だの
「見てたのか?」
など、いろいろ言われてしまいました。
いちおう断っておきますが「セーラームーン」が全盛期のころは、私は独身でしたが、それを見ていたというわけではありません。
後で知った彼女たちのネーミングが凄く凝っていて面白かったから、ついつい覚えてしまった、というだけです。
それでは、なぜ面白いのか?
おそらく専門的な知識を持っておられる方なら「そんなこと知っているよ」と、思われるでしょうが、とりあえず解説しておきますと、以下の通り。

セーラームーンの「ムーン」は日本語で月のことだから、"月"野うさぎ。
セーラーマーキュリーの「マーキュリー」日本語で水星のことだから、"水"野亜美。
セーラーマーズの「マーズ」は日本語で火星だから、"火"野レイ
セーラージュピターの「ジュピター」は日本語で木星だから、"木"野まこと。
セーラービーナスだけがちょっと特殊で、「ビーナス」は本来は金星を意味するのですのですが、ビーナスはローマ神話で「愛と美の女神」ということで、"愛"野美奈子。
と、なっております。

さてここで、先程の疑問です
なんでいきなりセーラームーン?
そうです、7月31日の今日は15年ぶりに火星、すなわちマーズがもっとも地球に接近する夜だからです。
「マーズ? そういえばセーラームーンにそんなキャラクター、いたよな…」
…って、マーズと聞いてセーラームーンを思い出すこと自体が、少々怪しい中年オヤジになってしまうわけですが。
まあ、よっぽどネーミングが気に入った、ということにしておいてください。

↓でも、マーズといえば最近はこちらになるのかな?
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tag : アニメ 天体

2018-07-31 20:09 : 雑記 : コメント : 2 :

【映画レビュー】ハクソー・リッジ(2016年:アメリカ)

この映画の舞台が第二次大戦中の沖縄が舞台ということで、右からも左からもやいのやいのと言ってくる政治オタクが現れそうですが(私もその一人かもしれません)、この映画はそんなネットの中の政治オタクがしゃしゃり出て、自分勝手な自己主張をして自己満足のために利用するようなチンケな映画ではありません。
この映画はもっと奥が深く、そして「人生とは何ぞや」と考えさせられるような映画あります。

<<『ハクソー・リッジ』のあらす>>


人を殺してはならないという宗教的信念を持つデズモンドは、軍隊でもその意志を貫こうとして上官や同僚たちから疎まれ、ついには軍法会議にかけられることに。妻や父に助けられ、武器を持たずに戦場へ行くことを許可された彼は、激戦地・沖縄の断崖絶壁(ハクソー・リッジ)での戦闘に衛生兵として参加。敵兵たちの捨て身の攻撃に味方は一時撤退を余儀なくされるが、負傷した仲間たちが取り残されるのを見たデズモンドは、たったひとりで戦場に留まり、敵味方の分け隔てなく治療を施していく。
引用元:DMM|ハクソー・リッジ



聖書の教えをかたくなに信じる主人公のデズモンドは、「銃を含めた武器に触れない」と、心に誓います。
そんな彼が衛生兵として送り込まれた戦地というのは、激戦が続く沖縄。
そこでデズモンドは武器も銃も一切使わず、戦地で戦う兵士たちを手当てしながら救出していく。
しかも彼は味方だけではなく、敵であるはずの日本兵まで助けていく。
戦場という人と人とが殺し合う異常な空間の中の異常なな精神状態の中で、自分の出来ることを精一杯、しかも命懸けでやる。
そんな彼の究極の生きざまに、完全に心を打たれました。
それと同時に、「お前の人生とは何だ」と神様から喉仏にナイフを突きつけられて問われているような、そんな感覚に陥りました。
わずか2年ほど前に、メル・ギブソンがこんな映画を撮っていたなんて、まったく知りませんでした。
恥ずかしい限りです。

ただしこの映画、「もう一度見たいか」と尋ねらると、「ちょっと遠慮しておきます」と答えるでしょう。
いくら銃撃戦のようなアクションシーンが好きだからと言って、戦場シーンでの生々し銃撃戦や残酷描写は見ていて気持ちのいいものではありません。
もし私がこの映画をもう一度見るときというのは、自分の人生をもう一度深く見つめ直す、そんな時かもしれません。


↓今回は予告編動画です。

tag : 戦争映画 メル・ギブソン 伝記映画

2018-07-30 19:39 : 映画レビュー : コメント : 0 :

ワールド・カップの次は…。これからは高校野球が盛り上がりそう

サッカーのワールド・カップが閉幕して早くも2週間が経過しました。
人によってはもぬけの殻になってしまう人もいるかもしれませんが、サッカーはこれから日本代表の活躍が影響してJリーグが盛り上がるかもしれません。
そして何と言ってもスポーツ界では、これから8月にかけては高校野球のシーズンです。
実を言いますと、私は野球といえばプロ野球よりも高校野球の方が好きなんです。
夏休みともなれば、惰性で高校野球を見てしまうというもありますが、やっぱり見比べてみると高校野球の方が面白いです。

そういえば昔、サッカー好きの知人が、「セリエAよりもJリーグの方が面白い」といっていたことがありました。
言われてみれば、そうだったかもしれません。
その当時は、中田英寿がセリエAに所属していた影響もあって、ちょくちょく見ていたのですが、今一つ面白みに欠けると思ったこともしばしばです。
セリエAとJリーグだったら断然、セリエAの方がレベルが上なのに。
高校野球にしろJリーグにしろ、どうやらレベルの上下と面白さとは必ずしも正比例するわけではない、ということですね。
もちろん高校野球にも、暑さ対策などの選手の体調管理の無頓着さや、坊主頭の強制、体罰問題など色々課題はありますが、NPBも高校野球の面白さというものをもう少し分析すればいいのになと思うこともしばしばあります。

さて、ワールドカップと高校野球の話題が出たので、ここで少し目先を変えます。
よくスポーツ好きのSNSなどでは「例え大喜利」が行われることがあります。
「イニエスタのヴィッセル神戸入団を〇〇に例えると」
とか
「ラグビー日本代表のジャイアントキリングを〇〇に例えると」
といった具合にです。
そんな中、今年のようなワールドカップイヤーに高校野球が開催されると、どうしても気になるのが
「ワールドカップの代表国を高校野球に例えると」
というやつです。
「ワールドカップ 高校野球 例え」でググったのですが、これといっためぼしい話題はありませんでした。
この話題に関しては、あまりにもありきたりすぎて皆さん関心ないのか、それともただ単に例えにくいだけなのか。
とりあえずブラジル代表とウルグアイ代表はわかりやすいですね。
毎回優勝候補と称されるのブラジルは大阪桐蔭(昔で言うならPL学園)、第1回大会の優勝者であるウルグアイ代表は同じく第1回大会優勝の京都の鳥羽高校(旧・京都二中)。
そんなところでしょうか。
とりあえず今大会は第100回の記念大会ということで、高校野球もワールドカップ並みに盛り上がりそうです。

↓やっぱり高校野球といえば、この人の名実況なくして語れない。

tag : サッカー 野球 サッカーW杯 高校野球

2018-07-29 19:38 : 雑記 : コメント : 2 :

【映画レビュー】レッドブル(1988年:アメリカ)

レッドブル [DVD]

「レッドブル」といえば、「翼を授ける」でおなじみのエナジードリンクしか思い浮かばない、という方もおられるでしょうが、やはり古い映画ファンにとっては、「シュワちゃん主演の『レッドブル』も忘れるなよ」と、声を大にして言いたい方も少なからずおられるでしょう。
今回ご紹介する映画は、まさにそれです。
<<『レッドブル』のあらすじ>>

冷戦の最中、モスクワ市警はロシアン・マフィアにおける麻薬市場を牛耳るグルジア人のビクトル・ロスタの摘発作戦を実行。コカイン不法所持の現場を押さえたものの、ビクトルは複数の警官を殺害して逃走し、作戦は失敗に終わってしまう。ビクトルは部下たちとともにアメリカへ逃亡し、地元ギャング団との麻薬取引を始めようとするが、偶然職務質問を受けて逮捕される。モスクワでの逮捕作戦に関わっていた市警のイワン・ダンコ大尉(アーノルド・シュワルツェネッガー)はビクトルの身柄引渡しを受けるため、ギャングの街シカゴを訪れる。
引用元:Wikipedia|レッドブル



米ソ冷戦中でありながら、アメリカ映画としては初めてモスクワでのロケが許可された作品として話題になりました。
ただしこの頃と言えば、ゴルバチョフが推進していた「ペレストロイカ」が始まったか始まらなかったかくらいの時期で、おそらく時期的にも、モスクワロケが可能になっても不思議ではないものと思われます。

さて、この映画の主人公2人は、自由気ままで陽気なヤンキーを絵にかいたようなアメリカ人刑事と、それとは全く対照的で共産党体制で育った典型的なソ連人の刑事です。
アメリカ人刑事を演じるのジェームズ・べルーシ(お兄さんはあのジョン・ベルーシ)。
そしてソ連人の刑事を演じるのは我らが"シュワちゃん"ことアーノルド・シュワルツェネッガー。
そのシュワちゃんが演じる刑事の名前がイワン・ダンコ。
日曜洋画劇場で解説していた淀川長治さんは、
「イワン・ダンコ、ダンコ・イワン(断固言わん)。本当にソ連人を絵にかいたような名前ですね」
などとダジャレを言っておられました。
ついでに言うと、オープニングのソ連の混浴サウナでの格闘シーンに
「ソ連にはこんな混浴場があるんですね」
と、妙な食いつきも見せておられました。
まあそれはともかく、この映画の監督は、以前、『ウォリアーズ』で紹介させていただいたウォルター・ヒルで、彼はそれ以外にもエディ・マーフィーとニック・ノルティ主演の『48時間』シリーズも手掛けております。
『48時間』では白人と黒人とのタッグを組ませていましたが、今作品ではアメリカ人とソ連人とのタッグです。
この監督さん、どうやらアイデンティティが両極端の両者にタッグを組ませるのが好きみたいです。

ところでこの映画、当時の米ソ冷戦をモロに反映してか、この主人公の両者は終始いがみ合っています。
終盤に犯人を捕まえる時などは、シュワちゃんがアメリカ人刑事に
「こいつ(犯人)は俺のものだ」
と言って拳銃まで突き付けますから。
そんな2人ですが、最後の最後には、ちょっとした雪解けシーンも。
リアルタイムで当時の情勢を体現していた私としては、それを見たときは何だかほほえましく感じてしまいました。


↓ペレストロイカと言えば、なぜかこの人たちを思い浮かべます。詳しくは「ゴーリキーパーク バンド」でググってください。

tag : アクション映画 ペレストロイカ 冷戦 旧ソ連 アーノルド・シュワルツェネッガー

2018-07-28 19:57 : 映画レビュー : コメント : 0 :

「人の幸せはお金で買える」ことを見抜いていた意外な人物

人の幸せはお金で買えるのか?
先日何気にそんなことを考えていたら、ふと、こちらの書籍のことを思い出しました。

年収1億円を引き寄せる1%の人だけが実行している45の習慣 (PHP文庫)

この書籍は別に「お金の哲学書」というわけではなく、タイトルを読んで字のごとく、高額所得者が日ごろ行っている習慣や、お金の扱い方や考え方を紹介した書籍です。
しかし、この書籍には大変に興味深いことが書かれていて、それは「お金と人の幸せ」についての関連性です。
大概の人は、「人の心は金では買えない」とか、「人の幸せはお金では買えない」とか思いがちですが、これを読めば案外そうではなさそうです。
人の心は金で買えるかは別として、人の幸せとお金というのは必ずしも無関係とはいえないようで、どうやら
「人の幸せ≠お金」
ではありませんが、
「人の幸せ≒お金」
という図式は成り立つようです。
実はその井上さんの書籍によると、その「人の幸せ≒お金」という図式をちゃっかりと見抜いていた人物が、歴史上の人物で存在していたようです。
その人物とは実に意外な人物です。
書籍の引用とともに、その人物は誰なのか見てみましょう。

続きを読む

tag : 書籍 お金

2018-07-27 20:15 : 雑記 : コメント : 2 :

【映画レビュー】アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年:ドイツ)

<<『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』のあらすじ>>

第2次世界大戦後、海外へと逃亡したナチスの戦犯アドルフ・アイヒマンの捕獲作戦を実現へと導いたドイツ人の検事長フリッツ・バウアーにスポットを当て、バウアーがいかにしてアイヒマンを発見し、追い詰めていったのかを描いた実録ドラマ。1950年代後半のドイツ・フランクフルト。ナチスによる戦争犯罪の告発に執念を燃やす検事長フリッツ・バウアーのもとに、数百万人のユダヤ人を強制収容所送りにしたアドルフ・アイヒマンの潜伏先に関する情報が寄せられる。ナチス残党が巣食うドイツの捜査機関を避け、イスラエルの諜報機関モサドと接触したバウアーは、アイヒマンを追い詰めていくが、同じ頃、バウアーの失脚を狙う者たちが策略をめぐらせていた。
映画.com|アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男



タイトルが若干不可解です。
『ナチスがもっとも畏れた男』とありますが、一体何をそんなに恐れていたのかさっぱりわかりません。
あえて解釈するなら、本作の舞台である戦後のドイツ政界には、未だにナチスの残党が残っていて、アイヒマンがドイツの裁判で裁かれれば彼らの運命だった危うくなる、ということでしょうか。
言うなれば、政界に潜んでいるナチスの残党がもっとも畏れている男、とも解釈できます。
さて、物語はそんなアイヒマン逮捕に執念を燃やす一人の検察官が主人公。
しかし先程の理由から、アイヒマン逮捕に対する妨害、アイヒマンをドイツの裁判にかけることへの妨害が次々と生じてきます。
その妨害がなかなかえげつなくて、元残党の政治家たちは、主人公の検察官やその部下の性癖を暴露してまで、彼らを失脚させようとしたります。
個人の性癖なんてほっといたれや、といいたくもなりますが、当時のドイツは西側でありながらも、こういう性癖って違法だったんですね(詳しいことは映画をご覧あれ)。
なんだかちょっと可哀そうな気がします。
そんな妨害にめげずに、戦犯であるアイヒマンを追い詰めていく主人公のバウアー検事長。
そのしつこいまでの執念が、映像の中からありありと伝わってきます。
ただ、欲を言えば、せっかくタイトルに「アイヒマン」を冠しているのですから、追い詰められていくアイヒマンの心理描写も、リアルに描いてくれていれば、かなりの作品になっていたでしょう。
ちょっともったいない気がしました。

ところで話は変わりますが、こういう映画が出て来ると、どうしても議論の的になってしまうのが、
「ドイツは反省しているのに日本は…」
という議論です。
映画に関しては、こういう色眼鏡を使って政治利用したくないので、話題としては避けたいところですが、戦後から現代に至るまでのドイツの歩みに関しては、上念司さんと川口マーン恵美さんが、YouTubeでの対談でなかなか興味深いことをおっしゃっていました。
「俺たち、ちゃんと反省したから軍隊をもってもいいよね」
ってところでしょうか。
興味のあるかたは是非探してご覧になってください。

↓その昔、放映禁止になったCMです。さすがにこれはアウトでしょう。

tag : 社会派映画 歴史

2018-07-26 20:09 : 映画レビュー : コメント : 4 :

『レインマン』の名セリフ

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映画やドラマなどの中で語られる名言や名セリフというのは、その作品を見た人の今後の人生の糧となったり、座右の銘となるものが少なくありません。
「諦めたらそこで試合は終了ですよ」(『スラムダンク』)
「失った物ばかり数えるな」(『ONE PIECE』)
「やるか、やらないか。やってみるなんて言葉は存在しない!」(『スターウォーズ/帝国の逆襲』)
どれも背中を押してくれそうな名セリフかつ名言ばかりです。
そんな名セリフの中には、「このセリフがあったからこそ、このドラマは感動したんだ」という一言も存在します。
たった一言のセリフ、これがこのドラマのすべてを物語っている。
たった一言のセリフ、これがこのドラマをさらに生き生きとさせてくれた。
そんな名セリフ中で、私が特に印象的だったのが1989年の映画『レインマン』で、トム・クルーズが言った最後の一言でした。
実を言いますとその一言というのは、DVDをレンタルすれば必ず聞けるというものではなく、かなり限定的にしか聞けない名セリフなのです。
私がこの映画を初めて見たのは、確か20年前。
年末特別ロードショーとして放映された、テレビの吹き替え版でした。
当時の声の担当は、ダスティン・ホフマン扮するレイモンド・バビットが『宇宙戦艦ヤマト』でおなじみの富山敬さん、トム・クルーズ扮するチャーリー・バビットが山寺宏一さんです。
ちなみに現在発売されているDVDの吹き替え版では、レイモンド役が野沢那智さん、チャーリー役が堀秀行さんとなっています。
私が印象に残っている一言というのは、前者であるテレビの吹き替え版を見たときに発せらたものです。
ところでこの映画、もう皆さんご存知かとは思いますが、とりあえずあらすじだけを簡単に説明させていただくと、以下の通りです。

チャーリー(トム・クルーズ)は高級車のディーラーをしているが経営が思わしくない。そんな彼のもとに長い間没交渉になっていた父の訃報が届く。遺産目当てに故郷にかえったチャーリーは、車とバラ以外の財産がサヴァン症候群の兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)への信託財産として運用されることを知る。遺産を手に入れようと、チャーリーはレイモンドが入所している施設から強引にレイモンドを連れ出し、ロサンゼルスに戻ろうとするが、その道中でレイモンドの持つ特殊な才能と、幼い頃に彼と交わした交流を思い出す。


引用元:Wikipedia|レインマン


LAの帰路に着く最中、弟のチャーリーは兄レイモンドの自閉症独特の奇行に悩まされ、ときには兄に暴言を吐いたり暴力的な行為で言うことを聞かそうとします。
ところがあることをきっかけに(この部分はネタバレになりますので省略します)チャーリーは兄に対しての変化が生じます。
それからラストシーンに至るまで、弟チャーリーはレイモンドを親愛なる兄として心から敬愛するようになります。
ところが、せっかく打ち解けた兄弟ですが、色々な問題もあり、一緒に暮らすことができません。
結局、兄レイモンドは自閉症の福祉施設へと預けられることになるのですが、今度、チャーリーが兄レイモンドと面会できるのは、それから2週間後ということになりました。
別れの日、弟チャーリーは兄レイモンドに対して、
「今度、会えるのはいつだ?」
と尋ねます。
それに対してレイモンドが
「2週間後」
と、ぼそり。
「日数になおすと?」
とチャーリー。
「14日…、時間になおすと336時間…、分にすると20,160分…」
と、サバン症候群独特の能力で瞬時に計算するレイモンド。
それを見た弟チャーリーがぽつりと言います。
「やっぱり天才だ」
そうです、この時いったチャーリーの一言こそ、この映画の主題が詰まっている、といってもいいでしょう。
当初は、兄レイモンドの奇行にイラつかせていたチャーリーが、彼のサバン症候群としての特殊な能力に驚かされ、さらに彼のその能力に助けられていくうちに(これもネタバレになるので詳細は省きます)、レイモンドを兄として認めた。
「やっぱりチャーリーはかけがえのない俺の兄貴だ。そして、俺の誇りだ」
そんなチャーリーが、映画を通して見せた心の変化こそが、この「やっぱり天才だ」の一言に込められているような気がします。
ちなみにDVDの吹き替え版では、この部分のチャーリーのセリフは、
「すごぞ」
になっていました。
同時収録の字幕版でも、やはり「すごいぞ」でした。
「すごいぞ」も悪くはないとは思うのですが、「すごいやつ」と「天才だ」では、「天才だ」の方が誉め言葉としてはランクが上のような気がします。
そうです、最初は兄に対して怒りに似た感情を抱いていた弟が、最後に「天才だ」という最上級の賞賛を贈ることによって、この映画の主題でもあるチャーリーの心の変化が生き生きと表現されるのです。
ちなみに、英語のわからない私は、オリジナルではどういった台詞をしゃべっているのかわかりません。
しかし、このセリフを「天才だ」と訳した翻訳家のセンスには思わず脱帽です。


↓やっぱり『レインマン』といえば、この曲。

tag : 映画 名セリフ トム・クルーズ 自閉症

2018-07-25 17:19 : 雑記 : コメント : 2 :

【映画レビュー】大決戦!超ウルトラ8兄弟(2008年:松竹)

大決戦!超ウルトラ8兄弟 (通常版) [DVD]


このブログでは、数は少ないですけれど日本映画も紹介しています。
しかし、ここへきていきなり『ウルトラマン』って、
「お前、ふざけてんのか」
と言われそうですが、これが意外や意外、すごくおもしろかったわけであります。
私は日本映画をあまり見ない方なのですが、この映画は、何とそんな日本映画の1位2位を争うんじゃないかと思うほどの面白さがありました。

<<『大決戦!超ウルトラ8兄弟』のあらすじ>>

横浜の街に、空想の中にしか存在しないはずの怪獣が現れ、街中を破壊し始めた!偶然出くわしたダイゴや街中の人々は動揺を隠せない。すると、これもまたテレビの世界にしか存在していないと思っていたウルトラマン(ウルトラマンメビウス)が現れる。ダイゴのアドバイスのおかげで怪獣を倒すことができたメビウス(ヒビノ ミライ)は、この世界に危機がせまっていることをダイゴに伝える。さらに、戦いには7人の勇者が必要だということを・・・。ミライと共に勇者を探し始めたダイゴだったが、見つける前に、メビウスがスーパーヒッポリト星人にブロンズ像に変えられてしまう。次々に襲い掛かる怪獣たちの脅威。希望を失いかけたダイゴだったが、自分に出来ることを貫こうという強い決意が、彼の眠っていた力を呼び覚ました!


Amazon|大決戦!ウルトラ8兄弟


あまり大きな声では言えませんが、この映画を始めてみたのが、某投稿動画サイトにアップロードされていたフル動画でした。
今はすでにその動画は削除されていると思いますが。
当初は、ただの興味本位でその動画を見ていたのですが、見ていくうちに徐々にのめり込んでしまい、最後の方はその面白さに、すっかり陶酔しきっていました。
この映画の面白いところは何と言っても、舞台設定が"こちら側"の世界だということです。
それゆえに感情輸入も、テレビの"向こう側"の世界のウルトラマンを見るときとはかなり違うものがありました。
そして何よりうれしいのは、"こちら側"の世界にも、ハヤタ隊員やモロボシ・ダン、郷秀樹に北斗星司がいるということ。
"こちら側"が本当にピンチになったとき、彼らがウルトラマンになって助けに来てくれたらと思うと、なんだかワクワクしてしまいます。
それででしょうか、"こちら側"にウルトラマン・ティガが登場したときには、ウルトラマン世代と思わしき登場人物が
「ウルトラマンが来てくれたんだ!」
と叫ぶシーンがとても印象的でした。
そう、この映画はその昔、テレビの『ウルトラマン』の活躍に夢中になった元少年も楽しめる作品でもあるわけです。
そういえばブロガーのシンシアリーさんは、現在放映中の『ウルトラマンルーブ』を「親と一緒に楽しめる作品」と評しておられましたが、この作品もまさしくそれかもしれません。
今年の夏休みは親子そろってこの映画で楽しむ、なんてのはいかがでしょうか?

ところでこの映画、もともとは横浜港開港150周年に合わせて制作され、それに伴い、映画の撮影には横浜市が全面的にバックアップしております。
そういった背景があるからでしょうか、この映画には当時の横浜市長である中田宏氏が、本人役として特別出演されています。
ちなみに私が初めて中田氏を見たときには、「顔といい声といい、何だか唐沢寿明に似ているな」と思ったものですが、実際演技されている中田さんを見てみると、そうでもなかったです。
やっぱり、ちょっと似ているなと思っていても、一度同じ土俵に立たせてみると本業(俳優)としてのオーラが全然違いました。。


↓やっぱり『帰ってきたウルトラマン』の戦闘曲がいちばん好きかな。


↓ウルトラマンシリーズのBGMの中で、5本の指に入るカッコ良さです。

tag : ウルトラマン 横浜 SF

2018-07-24 20:06 : 映画レビュー : コメント : 0 :

【映画レビュー】エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年:アメリカ)

エンド・オブ・ホワイトハウス [DVD]

アメリカのホワイトハウスがテロリストによって占領され、陥没してしまった。
というショッキングな内容の作品です。
とはいっても、これだけ聞けばかなりショッキングですが、実際に見てみると、これはもう痛快なアクション娯楽大作そのものといった感じで、政治的な意味合いを抜きにしても楽しめる映画でした。


<<『エンド・オブ・ホワイトハウス』のあらすじ>>

シークレット・サービスとして大統領の護衛にあたるも、大統領夫人の命を守ることができなかったマイケル(ジェラルド・バトラー)。それから2年後、彼はホワイトハウス周辺を担当する警備員となっていた。そんな中、独立記念日を迎えたホワイトハウスをアジア人のテロリスト・グループが占拠し、大統領の解放と引き換えに日本海域からの米海軍撤収と核爆弾作動コード開示を要求する。特殊部隊による救出作戦が失敗に終わるのを目の当たりにしたマイケルは、一人でホワイトハウスに飛び込んでいくが……。


Yahoo!映画|エンド・オブ・ホワイトハウス



そうか、沖縄から米軍を撤退させるには、ホワイトハウスを占領して大統領を人質に取ればいいのか。
ってのは、軽い冗談です(軽くない?)。
しかしこの映画では、北朝鮮のテロリストがホワイトハウスを占領して、大統領らを人質にして側近たちを次々といたぶって殺しまくって、政府要人たちを追い詰めて、あげくの果ては「ケルベロス・コード(核ミサイル自爆コード)を教えろ」と要求したり、「日本海周辺に展開する第7艦隊と在韓米軍を撤退させろ」と要求したり、もう無茶苦茶です。
しかも、お隣の韓国大統領をあっさりと殺してしまうのですから。
もちろん、実際のホワイトハウスや国防省はこんなヤワではありませんし、この映画に誘発されてホワイトハウスを占領しようなどという反米主義者もいないでしょう。
なんてったって、最後はテロリストはやられちゃうんですから。
ちなみに、この映画で登場する北朝鮮のテロリストですが、どうやら北朝鮮政府とは直接かかわりを持っていない人物だそうです。
ただし、非常に訓練されたタフなスナイパーやらその完全武装ぶりに、絶対に裏ではデカい組織が絡んでるんじゃないかという想像力が掻き立てられます。
それゆえ、もしかするとちょっと片寄った主義主張を持った人にとっては、ちょっと不愉快になるかもしれません。
それでも、それらを度外視して、勧善懲悪なる痛快アクションを見たい、という方には十分に遅すめ出来る作品です。

それにしても、この映画を見て「アメリカ万歳の映画は気に食わないから、これとは真逆のアクション映画を作っちゃえ」ってなってしまったらどうなってしまうんだろう。
最後は大統領が殺されて、ケルベロス・コードが完全入力されてアメリカ中の核爆弾が自爆。
そして邪悪なアメリカ帝国が滅んで、イスラム原理主義が支配する平和な世界が実現してハッピーエンド、なんてことになってしまうんでしょうか。
ちょっと主義主張が片寄りすぎたかな。
反省します。



tag : バイオレンス映画 アクション映画

2018-07-23 20:04 : 映画レビュー : コメント : 0 :

「ありがとう」の奇跡は本当か?

ところで半年ほど前でしょうか、書店でこんな本を見つけました。

ありがとうの魔法


私はまだ、立ち読みだけしかしていないので詳しいことはわからないのですが、なんでも「ありがとう」を唱え続けると奇跡が起こる、ということらしいです。
とりあえずネット上でもいろいろ検証されているようですが、人によっては「1000回唱えた」とか「2000回唱えた」とかいう人もいるようで、中には何と「5万回唱えた」などという兵もいるそうです。
むろん、これは一日でやってのけた数、という訳ではないようですが。
そうやってありがとうを唱え続けたら「ガンが消えた」とか「宝くじが当たった」とか「知らず知らずに涙がこぼれてきた」とか、なんだか科学では説明できそうもないエピソードが、いくつか紹介されていました。
そういうことを聞くと、私とて黙ってはいられません。
これはもう、毎日「ありがとう」を唱え続ければ、きっと自分のどうしようもない人生も好転するに違いない。
とりあえず感情をこめなくてもいい、心の中でも構わない、ということでしたので、私はカウントタイマーをカチカチしながら、毎日のように「ありがとう」を唱え続けました。
そしたらどうでしょう、なんと私の身に信じられないような奇跡が…。

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tag : 書籍 やってみた

2018-07-22 20:07 : 雑記 : コメント : 0 :
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プロフィール

かんた

Author:かんた
軽度の発達障害。
それに伴い中度の社会不安障害を誘発した模様。

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