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ワケありオヤジの独り言

   【映画レビュー】カリフォルニア・ダウン(2015年:アメリカ)

2018/09/21
  • カテゴリー+タグ:映画レビュー パニック映画
  • 監督:ブラッド・ペイトン
    脚本:カールトン・キューズ
    出演:ドウェイン・ジョンソン
    カーラ・ギグノ
     

    ※注)この映画には地震や津波のシーンが含まれます。

    <<<『カリフォルニア・ダウン』のあらすじ>>

    平穏な日々を襲った、カリフォルニアを襲った巨大地震。 ゴールデンゲートブリッジ、ビバリーヒルズの崩壊、吹き飛ぶハリウッドサイン。 前代未聞の危機的状況の中、レスキュー隊のパイロットであるレイは、サンフランシスコに残された一人娘を救うため、ロサンゼルスから約600km離れた土地に向かう決意をする。たとえ、自分の身を危険にさらしても、絶対に諦めない、必ず自分が守る、娘への愛がレイを前に突き動かす。倒壊寸前の高層ビル、幾度となく続く困難の中、一人の父親として、災害に巻き込まれた、愛する一人娘のもとへと向かう。 娘もまた、父親の助けを信じ、待ち続けていた―。


    引用元:Filmarks|カリフォルニア・ダウン


    通販レンタルでこの作品が届いたときは、ちょうど北海道地震の2日後でした。
    見ようかどうか迷ったのですが、結局、見ることにしました。
    で、実際見てみたのですが、これがまぁなんと言いましょうか、レベルが格段に上がったCG技術をこれでもかという具合に見せられたような作品でした。
    地震によるビルの崩壊、街全体を覆いつくす火災の数々、そして津波。
    あまりにもリアルすぎます。
    いえ、リアルすぎるゆえに、見る人が見ればトラウマになってしまうんじゃないかと思ったほどです。
    聞いた人の話だと、この映画の津波のシーンは、例の東日本大震災の津波を見て研究したというのですから、何と評していいのやら。
    CG技術が上がったなら何をやってもいいのか、と言いたくもなります。

    とまあネガティブなことを書いていますが、これは裏を返せば、それだけCG技術が素晴らしかったということですね。
    これまた不謹慎ですが、この映画を北海道地震の前に、いえ、東日本大震災の前に見れば、おそらく日本人の感想は180度違ったものになったかもしれません。
    それを思うと何だかもったいない。
    これは言うなれば、大規模なる才能や技術の無駄遣い映画でありました。
    おそらく、あまり地震災害とはほとんど無縁のアメリカ人が見れば、めっさ興奮する映画であったことは間違いないでしょう。

    主演は元プロレスラーのドウェイン・ジョンソン。
    役柄はレスキュー隊ということだけあって、ガタイの良い人を選んだようです。
    これが80年代だと、シュワちゃんかスタローンあたりが起用されたのでしょうか。
    シュワちゃんもスタローンも、マシンガンで人を殺しまくる役ばかりやらずに、こういう役もやってほしかったのに。
    と、この映画を見て、少し頭をよぎりました。


    >>コメント(0)
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       【映画レビュー】ショート・サーキット(1986年:アメリカ)

    2018/09/20
  • カテゴリー+タグ:映画レビュー コメディ映画 SF

  • 監督:ジョン・パダム
    脚本:S・S・ウイルソン
    ブレント・マドック
    出演:スティーヴ・グッデンバーグ
    アリー・シーディ
     

    ポリスアカデミー』シリーズで人気を博したスティーブ・グッデンバーグと、当時売り出し中だった若手女優アリー・シーディ主演による、人間とロボットの交流を描いた、ちょっとホンノリする映画です。

    <<『ショート・サーキット』のあらすじ>>

    人工知能を持ったロボットと人々の友情、ロボットを回収・破壊しようとする敵との戦いが描かれる。

    アメリカの企業が陸軍向けに開発した戦闘用ロボットが落雷を受け、感情を持つようになった。感情を持ったロボット「ナンバー・ファイブ」は、工場を抜け出し、女性ステファニーと出会う。ステファニーはナンバー・ファイブに感情があることを理解し、交流を深める。ナンバー・ファイブは回収に来た工場の警備員と戦闘になるが、機転を利かせて、それを切り抜ける。


    引用元:Wikipedia|ショート・サーキット


    もともと軍事用として制作されたロボット、ナンバー・ファイブが、落雷によって自我に目覚めるという、何だか『人造人間キャシャーン』のような設定のおな話です。
    もちろんこちらは、自我に目覚めたナンバー・ファイブと彼と出会った人間との心温まる交流を描いたドラマですが、このロボットが軍事用というだけあって、もし『キャシャーン』のように自我に目覚めたロボットが人間を制裁しようとしたらどうするのでしょうか。
    そう考えると、ちょっと怖い気がしないでもないです。
    映画では、1、2か所、過去の映画のパロディが登場します。
    最初の出会いで、主人公のステファニーがナンバー・ファイブを『E.T』だと勘違いしたり、監督がジョン・パダムだけあって『サタデー・ナイト・フィーバー』の音楽で踊るシーンがあったりと、知ってる人が見たら思わずニンマリとしてしまいます。

    ところで、この映画が公開された当時、某映画雑誌の投稿レビューでは、
    「感情を得たということは、当然、エッチがしたいという感情も出て来るはず」
    と書いていた人がいました。
    なるほど、確かにそうです。
    実際、ナンバー・ファイブがステファニーとクロスビーのキスにやきもちを焼くシーンがありましたからね。
    ってことはナンバー・ファイブの寿命は?
    などと、あまり深く考え込むと、この映画は楽しめないかもしれません。
    そういう倫理的な問題や先程の『キャシャーン』の問題を度外視すれば、なかなかにして面白い映画であることには間違いありません。

    また、営業妨害を覚悟で申しますと、この作品をレンタルされるときは、くれぐれもDMMは避けてください。
    50分あたりから見れなくなります。



    ↓こちらが大ヒットした挿入歌です。

    >>コメント(2)

       【映画レビュー】96時間(2008年:フランス)

    2018/09/18
  • カテゴリー+タグ:映画レビュー アクション映画 サスペンス映画 リュック・ベンソン

  • 監督:ピエール・モレル
    脚本:リュック・ベンソン
    出演:リーアム・ニーソン
    マギー・グレイス
     

    <<『96時間』のあらすじ>>

    17歳のアメリカ人少女キム(マギー・グレイス)が、初めての海外旅行で訪れたパリで何者かに誘拐される。その事件のさなかにキムと携帯電話で話していた父ブライアン(リーアム・ニーソン)は、自らの手で犯人たちから娘を奪還しようと決意。アルバニア系の人身売買組織だと判明した犯人一味のもとへ単身で乗り込む。


    引用元:Yahoo!映画|96時間


    コマンド―』(アーノルド・シュワルツェネッガー主演)のメイトリクスと並んで、間違いなく映画史上最強パパの呼び声が高いのが、この『96時間』のキムパパ(私が勝手にそう名付けました)ことブライアン父さん。
    この2人の共通点は、娘さんが誘拐されたこと。
    そしてその娘を助け出す為なら、人命尊重などおかまいなし。
    相手が誘拐犯の一味なら、容赦なく拳銃でズドン、ナイフでぐっさりです。
    しかもブライアン父さんの場合、敵に身を売った元同僚の奥さんまで拳銃で撃っちゃうわけですから、すごいです。

    ただ『96時間』の場合、主人公が元政府機関の工作員というだけあって、過去に培ったスキルをフル活用。
    残されたわずかな手がかりから犯人を追い詰めていく様は、まさにサスペンス映画さながら。
    ここらあたりは、筋肉バカ的アクションが盛りだくさんの『コマンド―』とは大きく違うところでしょうか。
    もちろんこの両作品は、とても優劣がつけがたいほどの傑作なのですが、とにかく痛快な救出アクション映画を見たい方は『コマンド―』を、それより少し頭を使いたい方は『96時間』をどうぞ。



    ↓この人も『96時間』に出演していました。

    >>コメント(4)

       【映画レビュー】ハムレット(2000年:アメリカ)

    2018/09/17
  • カテゴリー+タグ:映画レビュー 歴史 シェイクスピア 文芸作品



  • <<『ハムレット』のあらすじ>>

    2000年のニューヨーク。マルチメデイア企業の社長が急死し、未亡人となった妻ガートルードは夫の弟で会社後継者でもあるクローディアス(カイル・マクラクラン)と再婚。留学先から帰国した映画監督のハムレット(イーサン・ホーク)は父の死に疑問を抱き、それに執着するあまり、やがて恋人のオフェーリア(ジュリア・スタイルズ)の忠告をよそに奇行を繰り返すようになっていき…。


    引用元:Amazon|ハムレット



    ご存知、シェークスピア原作の戯曲『ハムレット』を、舞台を現代のニューヨークに置き換えてリメークしたもの。
    もうご存知かとは思いますが、原作ではデンマーク国王が毒殺されたという設定ですが、こちらの現代版は毒殺されたのはマルチメディアの大企業の社長さん。
    その御曹司がハムレットということですが、その大企業の名前が「デンマーク・コーポレーション」というのだから面白い。
    原作のハムレットに関しては、ある程度の筋書きは知っているつもりでしたが、こうやって実際に動いている「ハムレット」を見てみると、筋書きだけのハムレットとは違って、すごく深みがあります(当たり前ですが)。
    ただ、最初は一級品のサスペンス映画を見ているようで、ぐいぐいと引き込まれていったのですが、途中から役者さんたちの文学的言い回しなセリフが変に耳についてしまいました。
    現代人がこんな言い回ししないだろうとか、ちょっとチャラ男っぽい風貌のハムレットが何でこんなに巧は比喩表現ができるんだとか、ちょっとツッコミも入れたくなったり。
    これがオリジナルに近い中世が舞台だとか、実際の舞台演劇だったらそうでもなかったのでしょうけれど。

    ところでこの『ハムレット』は、シェークスピアの戯曲の中でも1位2位を争う長さだそうです。
    実際、1996年にリメークされた『ハムレット』(こちらの舞台は19世紀のヨーロッパ)の上映時間は4時間を超えています。
    一方、こちらの『ハムレット』は2時間あるかないなの上映時間。
    実際の上演・上映時間を考えるとかなりコンパクトにまとまっていますが、まあ、『ハムレット』入門編としては、この作品がちょうどいいのかもしれません。


    >>コメント(2)

       【映画レビュー】市民ケーン(1941年:アメリカ)

    2018/09/15
  • カテゴリー+タグ:映画レビュー オーソン・ウェルズ 実話 社会派映画
  • 市民ケーン [DVD]

    ちょっと立て続けにオーソン・ウェルズの作品になってしまいますが、これは『第三の男』とともに2枚組で収録されていたものをレンタルしてしまったため、そうなってしまいました。

    <<『市民ケーン』のあらすじ>>

    ある日、ひっそりとした大邸宅で新聞王のケーンは「ばらのつぼみ」とつぶやきその生涯を終えた。彼の生涯をまとめた記録映画のプロデューサーのロールストンは作品の試写を見て、どこか物足りない思いでいた。「もっとケーンという人物に深く切り込んだ内容にしたい。彼は一体どんな男だったのか?」。ケーンというほかに類を見ない人物の謎を解くヒントが、彼の遺した言葉「ばらのつぼみ」にあると確信をしたロールストンは、記者のトンプソンにその秘密を解くように指示を下す。トンプソンは、ケーンと近い関係にあった人々を訪ねていくのだが・・・。


    引用元:Amazon|市民ケーン


    新聞王として絶対的な権力と莫大な富を手に入れたチャールズ・ケーンですが、それと引き換えに、彼はいつも孤独。
    というように、ストーリー自体はオーソドックスな伝記映画といったところです。
    しかし、オーソン・ウェルズの鬼気迫る演出と、後に数多くの映画に多大なる影響を与えて映像技術だけで、その評価は100倍ぐらい跳ね上がっているのではないかと思えるほどです。
    特に後半になるにつれ、ケーンの抱えている心の闇が暴発していくところなどは、本当に身震いがするほどゾクゾクしました。
    オーソン・ウェルズは、この映画を25歳の時に作り、そしてこの役を演じていたというのですから、、おそるべしです。
    しかし当時絶賛されて撮影技法については『第三の男』でも書かせていただきましたが、同年代の映画をほとんど見ていないので、比較対象がわからない。
    比較対象がわからないから、どこがすごいのかがわからない、といったところでしょうか。
    やっぱり映画というのは、色々な時代の映画を見ないと、その良さがわからない場合があるんですね。

    ところで余談ではありますが、この映画の重要なキーワードである「ローズ・バット(バラのつぼみ)」は、原田マハさんの小説『キネマの神様』で、物語をかき回す謎の重要人物の名前として、そのキーワードが使用されています。
    こちらもなかなか面白いので、興味がある方は是非読んでみてください。


    >>コメント(0)