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ワケありオヤジの独り言

   いまさらながら、追悼・津川雅彦

2018/09/01
  • カテゴリー+タグ:日記 時代劇 テレビ
  • 俳優の津川雅彦さんの訃報をきいて、急に『マルサの女』が見たくなりました。
    ところが、津川さん逝去の影響でしょうか、DVDは現在に至るまで貸し出し中です。
    正直申しますと、その『マルサの女』の映画レビューで津川さんの追悼記事もついでに書かせてもらおうかと思ったのですが、ちょっと待っていられないのでこの場を借りて書かせていただきます。

    さて津川雅彦といえば、時代劇ファンの間では『必殺シリーズ』での名悪役でしょうか。
    第1作目の『必殺仕掛人』から、私の記憶では『必殺仕業人』まで、毎シリーズでゲスト出演してインパクトの強い悪役を演じられていました。
    『必殺シリーズ』における津川さんの悪役の特徴は、とにかく演じていキャラクターが憎たらしんです。
    それも、もうこれでもかというぐらい。
    中でも私がインパクトがあったのは『暗闇仕留人』の悪役かな。
    そんな悪役・津川雅彦が、最後の最後には仕置人(当初は仕事人ではなく仕置人という呼び名が主流でした)たちによって、惨めに殺されていく。
    まさに我々が理想とする悪役を『必殺シリーズ』では、演じられていたと思います。

    その津川さんも、俳優としての地位と名誉を不動のものとされてからは、もはや怖いものなしといったところでしょうか、俳優業が落ち着かれたころには例の『そこまで言って委員会』のパネラーとして出演されていました。
    私は、そこで人間・津川雅彦をちらっと垣間見た瞬間がありました。
    それは例の在特会のヘイトスピーチが話題に上がった時のことでした。
    そうです、あの「いい韓国人も悪い韓国人もみんな死ね」というあれです。
    あの在特会のヘイトスピーチに、津川さんはカンカンになって怒りを爆発。
    「お前らは日本の恥! 全員切腹!」
    何の言い訳もせず在特会をズバッと非難した津川さんに、私は思わず「(おとこ)」を感じてしまいました。

    そんな津川さんの逆鱗に触れた出来事がもうひとつあった模様。
    それはあの「保育園落ちた。日本死ね」のブログ発信です。
    それに対して津川さんは「お前が死ね」と反論。
    その時の様子は、私は見ていなかったのですが、先ほどのヘイトスピーチのことを考えると、いかにも津川さんらしい反論だったかもしれません。
    津川さんは私の母と同世代で、戦争を体験した最後の世代です。
    その戦争体験が影響しているかどうかは知りませんが、津川さんにしてみれば、そういう「死ね」とかいう、命を軽々しく扱うような言葉が、軽々しく発せられることに許せなかったのでしょう。

    そんな「日本死ね」発言に反論した津川さんの「お前が死ね」発言にTwitterで反論したのが、精神科医の香山リカさんです。
    たしかに、「死ね」と言われて「死ね」と返す津川さんもどうかとは思いますが、ただ、例のヘイトスピーチに怒りを爆発させた津川さんのことを、香山さんは知っていたのでしょうか?
    もし知っていたならば、
    「あなたの気持ちはよくわかります。でもね津川さん…」
    ぐらいのフォローがあっても良かったのに、と思いました。

    津川さんは晩年は、奥さんである朝丘雪路さんの介護で大変だったようですが、今ごろは天国へ旅立たれて、かつての盟友だったやしきたかじん山城新伍さんらと再会して酒を酌み交わしておられるのでしょうか。
    もちろん奥さんやお兄さんもご一緒になって。

    『必殺シリーズ』津川雅彦さんの名場面集です。最後には主役も演じられています。

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       憎まれ役、今と昔

    2018/08/25
  • カテゴリー+タグ:日記 時代劇 テレビ
  • 先日、日本を代表する名バイプレイヤー・菅井きんさんが亡くなられました。
    92歳だったそうです。
    菅井さんと言えば、何と言っても忘れられないのは、『必殺シリーズ』でおなじみの初代「ムコ殿!」です。
    ちなみに二代目「ムコ殿!」は野際陽子さんですが、初代よりも二代目の方が早く亡くなられているんですね。
    早く亡くなられていると言えば、ドラマ上の菅井さんの義理の息子・藤田まことさんも菅井さんより早く亡くなられています。

    そんな菅井さんですが、あの「ムコ殿!」のイメージがあまりにも強すぎて、こんなエピソードがありました。

    中村せん役の菅井きんは娘の縁談が破談になることを恐れ、降板を希望していたなど、本作はキャスト調整が難航を極めた。


    引用元:Wikipedia|新・必殺仕置人


    このエピソードはファンの間ではあまりにも有名ですね。
    そういえば菅井さんと野際さんは、野際さんがまだ『必殺仕事人』のレギュラーが決まっていない頃に、何かの番組で対談されていたことがありました。
    その時、野際さんは菅井さんに
    「アンケートで『姑にしたくない女優』第1位に選ばれたんですよね」
    と指摘されていました。
    その後、野際さんがすかさず
    「私もそれに選ばれたことがあるんですけどね」
    とフォロー。
    そうです、野際さんはあの『ずっとあなたが好きだった』で、嫁いびりの姑役を好演されていました。
    そのインパクトが強烈となって、2代目「ムコ殿!」に抜擢されたようです。

    それにしても菅井さんの縁談のエピソードというのは、当時のテレビ世情と言いますか、そのようなものを物語っているような気がしますね。
    1970年代当時は、なんだかんだ言っても、まだまだ情報網が発達していなかった時代です。
    そのせいでしょうか、まだまだ視聴者はテレビの中の世界と現実の世界との区別がつかなかったみたいです。
    それだけにテレビにくぎ付けになっていた視聴者は、菅井さんが演じる意地悪な姑を見て、「菅井きんの婿イビリはえげつない」と本気にしてしまったのでしょう。
    そういえば、『赤い運命』で山口百恵さんの敵役を演じた秋野暢子さんなどは、その役が原因で世間から目の仇にされたとか。
    たしか秋野さんのお母さんにもそのトバッチリがきて、
    「あなた、よくあんな風にあの子を育てられたわね」
    と世間から攻撃されたらしいです。
    それにしても、視聴者がテレビの中の世界と現実とが区別がつかなくなるというのは、演じておられる役者としては大成功のはずなのですが。
    今でもそういうことってあるのでしょうか?
    こういうインターネットなど情報網が発達した時代に、テレビの中の世界と現実が区別がつかないなんてことが。
    今の時代だと、菅井さんや秋野さんのように憎まれ役を演じ切れば、「あの人上手い」となって逆に主役よりも人気が出そうな気がします。
    あのキムラ緑子さんなんて、『ごちそうさん』の憎まれ役が好評で、今やバラエティ番組にまで出演されています。
    これが1970年代だとキムラさんは、道を歩いていたら石を投げられていそうです。

    そうえいば、以前放映されたNHK朝ドラの『ひよっこ』なんて、『スカッとジャパン』に出演されていた悪役の方が4人も出演されていました。
    あれを見た瞬間、「おいおい、このドラマはNHKなのに『スカッとジャパン』オールスターズかいな」と思ったものですが。

    ↓『必殺シリーズ』のテレビシリーズとしては、これが最終作のようです。

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       『揚げ足無用』時代劇のBGMは意外とカッコいい?

    2018/08/02
  • カテゴリー+タグ:音楽 テレビ 時代劇 エゴサーチ
  • いきなり全然関係ない話で申し訳ありませんが、最近、「ワケありオヤジ」でエゴサーチしてみたら、なんと私とは別に、もう一人この名称をブログのタイトルにされている方がいらっしゃいました。
    しかもそちらの方のほうが、私のより長いです。
    その方のブログは現在休業中のようですが、再開されたらこのブログのタイトルをどうしようか、ちょっと悩むところです。
    オマケにこのブログの文体が敬体(です・ます調)ですので、タイトルに「独り言」と付けているているわりには全然独り言になっていないし。
    とまあ、最近はそんなこんなで、ブログタイトルがちょっとした悩みの種となっております。

    このブログに関する悩みの種はそれだけではなく、最近は少々ネタ切れ気味で、ちょくちょくレンタルしているDVDの映画レビュー以外に何を書こうかと、悩むことも多くなってきております。

    そんな折、私の右脳と左脳をフル回転して記事の内容を考えていたら、右脳の活動が優位に立ってしてしまったのか、ふと
    「そういえば時代劇のBGMって、意外とカッコいいの多いよな」
    なんてことが頭に浮かびました。
    音楽ネタを扱っていることもあり、これはもう記事にしちゃえ、ということで記事にしちゃいました。

    そんなわけで、ここから先の追加記事には、私が個人的にカッコいいと思った時代劇のテーマ曲及びBGMを選んでみました。

    >>『揚げ足無用』時代劇のBGMは意外とカッコいい? の続きを読む
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       仰天トリビア? 『笑点』は昔、番組内でストリップショーをやったことがある

    2018/07/11
  • カテゴリー+タグ:日記 バラエティ番組 笑点 テレビ
  • 時期がかなりずれますが、今月の2日に落語家の桂歌丸さんが逝去されました。
    81歳だったそうです。
    葬儀は11日(本日)に妙蓮寺で行われたそうです。
    歌丸さんの訃報が伝えられたのは、おそらく7月3日前後で、ちょうどそのころ、サッカー日本代表がベルギーと対戦した時期でした。
    7月の2日から4日までの間には、大きな話題が2つも飛び込んできたんですね。

    ところで歌丸さんといえば、『笑点』ファンの間では、円楽さんとの罵り合いバトルが名物となっていたようです。
    しかし、私はそのころの『笑点』は、まったく見ていないんです。
    私が『笑点』をよく見ていたのは、おそらく1982年までだったと思います(またもや82年)。
    ちょうどそのころといえば、初代・三波伸介さんが司会をされていて、彼がその年の12月に亡くなられてからというもの、ほとんど見なくなりました。
    その当時、その番組の名物だったのか、桂歌丸さんと三遊亭小圓遊(1980年没)さんとの、壮絶なる罵り合いバトルでした。
    当時の小圓遊さんのヒョロリとした風貌から、歌丸さんはよく彼のことを「幽霊だ幽霊だ」とからかっていました。
    一方の小圓遊さんは歌丸さんのことを「ハゲ、ハゲ」とからかう。
    子供心に、あの二人のバトルはいつも楽しみにしていました。
    今ごろ、このお二人は、天国で一体どんな会話をされているのでしょう?

    さて、ここで『笑点』のトリビアをひとつ。
    私がよく『笑点』を見ていたころ、この番組の特大号が放映されたことがありました。
    当時の『笑点』は40分番組だったのですが、その特大版に限っては、おそらく60分か90分に拡大されていたと思います。
    そのとき行った大喜利も特大版。
    出されたお題の回答に、出演者の方々は、大掛かりな演出で対応していました。
    そのときのお題のひとつが
    「俺(三波伸介)が借金取りになって金の取り立てに来るから、君たちは、俺が納得するような口実で追い払え」
    というものでした(ここら辺のことは記憶を頼りに書きました)。
    小圓遊さんは三波伸介さんの借金取りに対して、自分のキャラを生かし、幽霊になって撃退するというものでした。
    ドロドロドロという例の効果音とともに、幽霊に扮した小圓遊さんが「恨めしやぁ~」。
    それに対して三波伸介さんは、「まいったまいった」といって退散。
    そんな中、私が忘れられないのが林家木久蔵(現・木久扇)さんの撃退方法です。
    「母ちゃん、母ちゃん」
    と木久蔵さんが舞台袖へと呼びかけると、舞台裏から若い女性が登場。
    すると突然、舞台の照明が妖しげな光を放って、なんと彼女のストリップショーが始まったのです。
    そうです、木久蔵さんが考え出した撃退方法は、色仕掛け。
    伸介さんの前で一枚一枚衣服を脱いでいき、ついには…。
    さすがにスッポンポンにはなっていませんが、私が覚えている限りでは、かなりキワドいところまで行っていたと思います。
    この特大版が放映されていたのは、夕方の5時か6時ごろ。
    まさかこの時間帯に、裸同然の若い女性を出演させるとは。
    今ではとても考えられないことですね。
    とはいいつつも、それを真剣に見てしまった私も私ですが。
    当時の私は、かなりマセていたんですね。


    ↓なんと、これがオリジナルだったんですね。しかもルイ・アームストロング。



    ↓『笑点』のオープニングにソックリだという噂も。

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